Trinityのがぶ飲みブログ

横浜市青葉区新石川、東急田園都市線たまプラーザ駅にある隠れ家的なワインバー“Trinity Wine Lounge & Cafe”です。  ここでは、日々の出来事やワインに関する情報を紹介していきます。  

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被害者は誰なの…?

またまた久しぶりの更新となりました。
気がつけば季節は夏に突入、エアコンの部屋から出られない日々がやってきています。

そして、またしても食べ物絡みの大事件です。
(つい仕事柄気になってしまうんです)

大手ハンバーガーチェーンのM社の「期限切れチキンナゲット」問題です。
M社のナゲットを製造している中国の工場が、賞味期限の切れた商品を出荷していた事件で、出荷された商品の中にはカビが生えていたものまであったとか。
日本の国内の他の会社でも、同じ工場で作られたものがあったとかで、騒ぎは日本だけでなく世界中に拡大しているようです。

正直「また中国産か…」という諦めに似たような感覚を覚えると同時に、
「安かろう悪かろう」という言葉は
「安かろう危なかろう」
という意味に変わってきているような気がしてきます。

一方の納品された企業側は、商品の回収や返金などの対応に追われているようです。
件のM社は「当該業者への発注を止めて、他の業者から供給を受けている。返金などの対応はしない」と早々に決定しましたが、 率直に言ってM社の対応には疑問を感じます。

「わが社は劣化した商品を納品され、信頼を裏切られた。もうその業者とは取引していない。他の業者に替えたから心配ありません」

このような対応でお客さんは安心するのでしょうか?

納品された商品の衛生状態を把握していなかった事を棚上げし、「信頼を裏切られた」と言いきってしまう点も、「他の業者に替えたからもう安心」というのも、あまりに安易な対応に感じます。

別に「中国産だから危ない」というわけでは必ずしもないでしょうし、「他の業者だから安全だ」というのも根拠に乏しい話に思えます。

要は、M社では自社商品の品質管理が出来てないばかりか、それらを外注先に「マル投げ」し、事故が起こったとたん「我々は被害者である」と、立場を翻してその場から逃げ出そうとしているように感じるのです。

こんな会社が国内大手の外食チェーンの1つだなんて…。

つい最近のニュースでは、日本国内の食料自給率が39%程度であると発表されました。
2030年までに50%を目指すとしていた政府の目標も、絶望的だとか…。

(日本の食料自給率は食品のカロリーを基準に算出しているので、カロリー数の高い肉、魚などを輸入に頼っている現状では自給率アップは困難な道のりになるのは間違いありませんが…)

海外から調達した食品を、多くの人に安く販売する大手チェーンのようなやり方を全て否定するつもりはありませんが、自分たちの身近にある美味しいものに目を向けず、安いものだけを買い求める生活に疑問を持つ必要が出てきていると思います。
http://www.trinity-wine.jp/

美味しさと安全

またしても久しぶりの更新になってしまいました。(汗)

年末辺りから気になったニュースが2つありました。

1つは大手ホテルチェーン等による
「食品偽装表示問題」
そして
「冷凍食品農薬混入事件」
です。
どちらも食べ物に関わる事件なのでどうしても気になってしまいます。

前者は、伊勢エビや車エビ、和牛等の高級食材を別の安価な代用品を使って提供することで、利益幅を大きくしていたという問題ですが、国内の多くの施設で同様の問題が一斉に発覚したことで、食品・食材の偽装表示は「どこでもやっている」ような印象を持った人も多かったように感じます。

確かにそう頻繁に食べられないような高級食材の適正価格を知っている人のほうが少数ですし、実際に食べたものが美味しく感じられれば、偽装に気付かないほうが普通かも知れません。
だからといって表示したメニューと違うモノ(しかも安物)を提供するのは明らかに犯罪的な行為だと思います。

ニュース番組やワイドショーでは「日本人のブランド志向」に触れるモノもありましたが、確かにそういう面もあると思います。
「○○産○○」と仰々しく書かれたメニューを見て「食べてみたい!」と思ってしまうのも無理ないかもしれません


もう一方の「冷凍食品農薬混入事件」は国内産の冷凍食品を食べた人が体調不良を訴えて、捜査の結果、製造元の従業員が容疑者として逮捕されたという、実際に健康被害が出た悪質な事件で、国内生産の安全性を信じていた人達の多くが、不安な気持ちになったと思います。

「表示はウソかもしれないし、有毒物質まで混入してるかもしれないなんて」

最近、「和食」が「世界遺産」に認定されるという喜ばしいニュースがあったように、日本人は元来食べ物に対する意識が高く、「1つの食材を余すところなく使い切る」といったような感覚や技術を持っていることが世界に認められた矢先に、このような事件が相継いだのは本当に残念です。

昨今の飲食業界、外食産業では長すぎる就業時間や長時間の残業代の未払い問題など「ブラック業界化」が言われています。
大手ハンバーガーチェーンの「名ばかり店長」や、大手居酒屋チェーンの新入社員の過労死など、従業員の福利厚生などお構い無しの企業はもはや珍しくありません。

一方で、企業側もそこまでして経費削減をしないとお客さんが離れてしまい、経営を維持出来ないところまで、飲食業界は追い詰められているわけです。

「中国産より国産が安心だ」
「だからといって高いのは買いたくない・買わない」

「普通の国産牛よりブランド牛がイイ」
「高級店なのだから高級食材を使うのが当たり前」

私自身は、この2つの問題は「根っこ」の部分は実はとても近いところにある気がしています。

「職人や料理人の努力や技術よりも、食材のブランド力を優先する」
「安心・安全なものを食べたいけれど、高いなら買わない」

私自身も経験してきたことですが、飲食業の「長時間労働」や「低賃金」「低待遇」というのは業界の常識になっている感じがあります。
私の周りでもそれに対する不満を漏らす同僚・先輩は数多くいました。
「こんなの一生やるような仕事じゃない…!」と言って退職していった先輩もいました。
もちろん、その先輩が不真面目な社員だったということは全くありません。逆に「真面目なヤツのほうが続かないんだよ、この業界は…」と言われたこともあります。

問題の「根っこ」は飲食産業に従事する人たちが、本来得られる利益や賃金を正しく受け取っていない、ということだと思っています。

安い材料でも、料理人の努力や工夫で美味しい料理として提供出来るのに、メニューに「○○産○○」と書いてしまうほうが手っ取り早かったり、「安心・安全の国産」を守って頑張っても、外国産の値段と競争しなくてはいけないのであれば、作り手の努力や熱意はいつまでも報われません。

日本人は「美味しいものを食べる」または「ものを美味しく食べる」ことに長けた人たちですが、いつの間にか、そのための技術や努力を他人に預け、「価格」と「ブランド」を秤にかけて、品物を作った人たちが受け取るべき報酬を支払ってこなかったのではないか…?と感じます。

「お客さんが注文してくれないから」とか「勤務待遇に不満があるから」といって、偽装表示も農薬の混入も、決して許されることではありません。

しかしながら、「美味しさの表現」や「食の安全」というものに、もう少し「支払い」という投票行為が伴って良いのではないかと感じています。

多くの人が少しずつでも多く「投票」することで、飲食産業はもっと良い産業に成長できるんじゃないか、と思います。
http://www.trinity-wine.jp/

面白半分…!?

ようやく夏の暑さも和らいで、朝晩は過ごし易くなってきました。

「今年の暑さは一体どうなってるんだ…?」と思っていると、ニュース番組などでは「来年以降もこの傾向が続く」という報道もあり、気が滅入ってしまいます。

この異常な暑さのせいなのか、巷の若者たちがおかしなことになっています。

以前からツイッターやフェイスブックなどのSNSは、老若男女様々な人たちの交流の場として定着した感がありますが、そのようなサイトに「悪ふざけ」で片づける訳にはいかない書き込みと画像が掲載されることが相次いで起こっています。

私が覚えている限りでは、コトの発端はコンビニエンスストアのアイス販売用の陳列ケースの中に入り、商品の上に横たわっているところを携帯電話で撮影して掲載した、というものでした。

その後、ファミリーレストランのアルバイト従業員が店の冷蔵庫の中に体ごと入っている写真や、調理前の商品を口に咥えている写真、ピザ生地を顔面に押し付けて仮面のようにしている写真など、連日次々と掲載され、そのたびに経営しているグループ企業が謝罪と対応に追われています。

中にはその従業員が働いていた店舗の営業を諦め、閉店したチェーン店もあります。

企業イメージを大事にする会社側はこのような行為に及んだ従業員を法的に告発したり、損害賠償請求などの手段に出たりしているようですが、一方で利用者であるお客さんがマヨネーズやソースの瓶を鼻の穴に突っ込んでいる写真まで出てくると、そのお店を利用するのが怖くなってしまいます。

最近では餃子チェーン店で客の男性たちが、全裸で食事をしている写真が掲載され、事件になりましたが「お店の許可を取った」と主張する客側と「怖くて断れなかった」という従業員側の話の食い違いがニュースになっています。
(たとえ許可を取っても「わいせつ物陳列罪」に該当すると思いますが…)

一連のニュースを見ていて、不思議に思うことは「現場を監督するべき社員の人は何をしていたのか…?」ということです。
「被害」にあい、謝罪と対応に追われる企業の説明は「アルバイト従業員、または一部のお客様の悪ふざけ」という趣旨の説明をしています。

確かに、これらの事件で最も責められるべきは、そのような不愉快な行為を行った本人たちにあります。
法的に訴追されたり、高額の損害賠償も、卒業後の会社の内定が取り消しになることも、甘んじて受けるべきでしょう。

では、現場にいた社員たちは何をしていたんでしょうか…?バイト君たちが会社の商品で遊んでいるのを、黙ってみていたのでしょうか…?

私はこれらの会社の店舗、いわゆる現場には社員が常駐していなかったのではないか…?と疑っています。

若者がその場のノリでふざけたり、遊んでしまうのは、どの時代でも変わらないでしょう。携帯電話やSNSなどのツールが、昔に比べて多いか少ないかだけの違いしかありません。

その場に目を光らせている人物がいないせいで、若者たちのタガが外れてしまった、と考えるのが自然です。

日本は長い間デフレ傾向の消費社会にあり、企業は経費を削るために、福利厚生などの費用のかかる正社員を減らし、非正規雇用の従業員を増やしてきました。
企業を存続させるためにはやむを得ない方法だったかもしれませんが、率直に言って「ここまで安い食べ物を日本中どこへ行っても食べられるようにする」必要が、本当にあるのか…?と訝ってしまいます。

価格を下げるために社員を減らし、オペレーションと仕入れを管理して、アルバイト従業員だけで運営する、という店舗に衛生意識やモラル意識の高い従業員が、はたして集まってくるでしょうか…?
店内で悪ふざけをしようとするお客をキチンとたしなめることができるような責任感のある従業員がそんな店で育つわけもありません。

メディアの論調は、若者たちの幼稚さやネットリテラシーの低さを責めていますが、そのような従業員を育ててしまっている企業や、そういう企業から安い商品を購入したがる消費者の「間接的な」責任に言及する様子はありません。

「少子化」によって働き手が減っているのは、多くの企業の人たちが実感していると思います。

「若者の愚かさ」を責める資格が大人たちにあるのか、人を雇って企業を運営していくことのむずかしさを考えさせられる今日この頃です…。
http://www.trinity-wine.jp/

1杯800円!

最近、TVで活躍している人気シェフのT.K氏の発言が話題を呼んでいます。

自身の営業するレストランで提供する飲料水の値段が、1杯(1本?)800円であることをネットのクチコミサイトで批判されたことに対して「良い水を出しているんだから当たり前!年収300~400万の人に言われたくない」という趣旨の反論したことが、騒動の発端のようです。

規模や形態が違うとはいえ、同じ飲食業に携わる人間として思ったことが色々ありました。

飲食店で日々仕入れている品物は、全てお客さんに販売して利益を得るためのものですから、水でお金を取るというのもある意味当たり前です。(水道の水だってタダじゃないですからね…。)

そのうえで、1杯の水の値段として800円が妥当かどうかということについて、私自身ははっきりと「イエス」です。
お客さんから800円もらえるだけの内容のものを提供していれば、水でも800円もらえるということです。

逆に言うと800円もらうためには、それにふさわしい水を仕入れなくてはいけない、ということでもあります。

つまり水(商品)と800円(代金)は、いわば「鳥と卵」の関係であるといえます。

「良い商品があるからこそ、高い代金をもらえる」ということと、「高い代金をもらえるからこそ、良い商品を仕入れられる」ということは、「鳥と卵」「親と子」の関係のように決して切り離されることなく、常に繋がっているんです。

ですから、T.K氏のレストランで提供されるサービス(料理、飲料、接客)の全てのクオリティを維持、向上するためには、水1杯に800円の代金が必要という事になるわけです。あくまでも800円にふさわしいクオリティの水が必要なんですが…。

もうひとつ、決定的にT.K氏が良くないと思ったことは、代金を支払うお客さんの年収・収入に言及したことです。

もちろん世の中にはお金持ちもそうでない人もたくさんいますが、何にいくらお金を使うのか決めるのは、当人の勝手です。

美味しいものが好きでいろんなお店に食べに行く人、お洒落好きで服やバッグや装飾品を買う人、車好きな人、ギャンブル好きな人、もちろん将来に備えて貯蓄する人もいます。

人間が持っているさまざまな欲求に対して、全てを満たし得るだけの収入がある人がどれだけいるでしょうか?
誰もが自分の欲求に、いわば「優先順位」をつけて、お金のやりくりをしているわけです。

「お金が余って仕方ないからT.Kのレストランにでも行くか…?」なんて人は(どんな大金持ちでも)おそらく一人もいないでしょう。
反対に、お店で食事をする以上、最後に代金を請求されるのは当たり前のことだと、誰もが知っていますよね。

お金持ちなお客さんのほうが高価なメニューやワインを注文する可能性が高いでしょうが、お金持ちじゃなくても「今日は贅沢するぞ!」と高いメニューを選ぶことだってありますし、安いメニューを選ばれたとしても、その値段設定はお店側で行っています。

ですから、お店に食事をしに来る人たちの年収・収入と、お店のメニューの値段に、直接的な関係はないと言えるわけです。

その部分をT.K氏は理解できていなかったのではないでしょうか…?

そしてもうひとつ、このような「炎上」騒動が起こるたびに不可解に感じることですが、今回のように「水1杯800円」という値段設定を「高すぎる!」と批判している人たちの中に、メディアやネットで見聞きしただけの人が含まれていることです。
T.K氏の店の水の値段についてあれこれ言えるのは、実際にその値段を払った(払わされた)人だけのはずです。
実際に支払いを請求され、自身が提供されたサービスとのバランスを考えて「高い」「安い」を判断するわけですからね。

食べたことのない料理や、飲んだことのないお酒を「あれは美味い」「いや、不味い」と話しているのと同じで、なんだか滑稽でさえあります。

ネットをはじめとした様々なメディアのおかげで、より詳しい情報がより早くより大量に私たちの手元へ届くようになりましたが、一方でその情報を自分のものとして吸収する能力が衰えてきているような気がします。

「他人から聞いた話を鵜呑みにしたうえに、店に来たこともない人達から批判されるなんて、割に合わないなあ」とT.K氏に同情してしまいました。

あ、ちなみにTrinityでは、お一人様当たり300円のチャージを頂いていますので、お水はミネラルウォーターを無料でお出ししてますよ。(笑)
http://www.trinity-wine.jp/

新着情報!

久しぶりの更新はイイお知らせになりました!

昨年11月に香港の「インターナショナルワイン&スピリッツフェア」で見つけた南アフリカのワイナリー「スピアー」との商談が無事成立!

ワインはおよそ2週間の船旅を終えて、現在通関手続きと検品を受けているとのこと。

早ければ、6月上旬にはうちのお店で味わっていただけることになりそうです!

「スピアー社」は南アフリカの名醸地スティレンボッシュに居を構える歴史あるワイナリーですが、これまで日本でその魅力が紹介されたことはほとんどありませんでした。

今回はそのスピアー社が手掛ける「SAVANHA」シリーズと同社のフラッグシップワイン「Creative Block」シリーズを同時に日本に輸入する事が出来ました!

日本ではまだまだ知名度の低い南アフリカワインですが、ワイン通をもうならせる高品質とコストパフォーマンスを秘めたワインです。
スピアー社のホームページはこちら↓
http://www.spier.co.za/

もちろん日本で味わえるのはトリニティだけ!
ぜひお試しください!

http://www.trinity-wine.jp/

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