Trinityのがぶ飲みブログ

横浜市青葉区新石川、東急田園都市線たまプラーザ駅にある隠れ家的なワインバー“Trinity Wine Lounge & Cafe”です。  ここでは、日々の出来事やワインに関する情報を紹介していきます。  

オリンピックイヤー!

街では桜のつぼみも開き始め、一気に春らしくなりました。
今年はお正月から暖かい日が続いたり、その後いきなり寒くなったり、温暖化なのか異常気象なのか、よく分からない感じでしたが、春の花が咲き始めると、気持ちも明るくなりますね。

ただ今年はスギ花粉の飛散量が特に多いようで、自分の体調からもハッキリ感じます。
花粉症は十代の頃からなので20年超えのベテランを自負していますが、今年はキツいです。
それでも通院するほどではないから、幸運かも知れませんが…。

今年はオリンピックイヤーですね。ブラジル・リオデジャネイロでは急ピッチで準備が進んでいるようです。
日本人選手の活躍が楽しみですが、私も微力ながら協力させてもらえることになりました。

日本選手団に随行し、ソムリエとして大会中の選手村でのワインを中心としたアルコール飲料の提供を担当するという大役を依頼され、引き受けることにしたのです。

スポーツ選手とお酒というと、私も最初はピンときませんでしたが、選手達に同行するコーチ、監督達が、外国の選手団と食事会などを通じて交流する機会があり、やはりワインとソムリエの出番も、数多くあるようなのです。

もちろん選手達もそのような場に参加することもあるようで、アンチドーピングなども考慮しなければいけません。

選手団と同じように、日本の代表として恥ずかしくない仕事をするために、今から勉強しておかなくては!

テレビに映るような仕事ではありませんが、精一杯頑張るつもりです。

残念ながら、大会期間中はお店はお休みすることになりそうですが、もし日本人選手達のシャンパンファイトの映像が流れたら、その選手が持っているシャンパンは私が選んだ銘柄だと思い出してもらえるとうれしいですね。

そういえば今日から新年度。
今日の日付は4月1日です。

http://www.trinity-wine.jp/

おかげ様で…

先日11月9日(月)はトリニティ ワインラウンジ&カフェが8周年を迎えた日でした。

あっという間だったような、長かったような…?

特に毎年何かお祝いイベントをするわけでもなく淡々と営業していましたが、振り返ると本当に多くの方々に支えていただきました。

お客様の中には、お祝いのお花を贈ってくれた方もいて、本当にありがたかったです…!

感謝の気持ちを忘れずに、これからもがんばっていこうと思います。

8周年当日は定休日と重なったため、家族でお祝い…と思いきや、私は風邪でダウン…。

妻にはオープン記念日のことは、すっかり忘れられていました…。

www.trinity-wine.jp/

新しい責任…!

またしても久しぶりのブログ更新となってしまいました。

しかし、今回だけは内容が内容だけにキチンとお知らせしなければ!と思い、パソコンに向かいました。

きっかけは一本の電話でした。

最近は「インターネットやSNSを利用して集客のお手伝いをしております!」などと営業電話がよくかかってきますが、
「恐縮ですが、営業中にはお客様の予約や問い合わせ以外の電話には応対してません」とその場でお断りしています。

うちのお店の営業時間もホームページに掲載していますが、それすら調べずに営業時間中に売り込み電話をかけてきて「インターネットを利用して…」とは、言ってる自分達が恥ずかしくないのかな…?と、むしろこちらが心配してしまいます。

今回の電話はそれらとは全く違ったモノでした。

具体的な名前は、時期的なことも含めて、今ここに出すことは出来ませんが、「フランスのタイヤメーカーがやってるグルメ&旅行ガイド」と言えば、ほとんどの方がお分かりになるでしょう。

そのガイドブックの編集者からの電話だったのです。
「先日、うちの調査員がお伺いいたしました。是非とも2016年版に掲載させていただきたいと考えております」
落ち着いた物腰の女性の声でした。
「掲載にあたりまして、当方からご挨拶とご説明のために、改めてお店にお伺いさせてください」

数日後のお昼頃、お店の開店前にお会いすることになりました。
やってきたのは、スラリと背の高い外国人の男性と、その秘書兼通訳といった感じの女性でした。

調査員がお客さんとしてお店に来た話や、その時の印象などを話してくれましたが、私自身は自分の店がそんな有名なガイドブックに載るなんて想像もしたこともありませんでした。
お店もフレンチや、イタリアンなどの専門店でもないし、アルバイト従業員もいないような小さな店です。過去に掲載されたお店とは「格」が違い過ぎるのでは?と率直に話しました。

男性は通訳の女性を介して、私の話を熱心に聞いてくれました。

彼はニッコリ笑ってこう話してくれました。
「ワインも料理も、国籍にとらわれず、良いものを提供しようという姿勢」
「横浜の住宅街という立地で、地域に根ざした商いをしている」
「この2つが評価の基準になりました」

私自身、不安な気持ちもあります。
掲載をきっかけに、今の常連さん達が離れてしまわないか…?
お客さんが急に増えても、今のサービスを提供し続けられるのか…?

しかし、迷っていても仕方ありません。
「分かりました。2016年版に掲載お願いします」
男性はまたニッコリと笑って、私の手を握って言いました。
「この決断が、あなたとあなたのお店にとって、素晴らしいものになると私達は信じていますよ…!」
柔らかい物腰ですが、力強い言葉でした。

最新版のガイドブックは毎年秋に発売になります。
私自身も毎年購入していますが、今年は今までと違った気持ちで読むことになるでしょう。

妻も私の決断を支持してくれました。
「忙しくなるね!」

有名なガイドブックに載ったからと言っても、私の自分の店での仕事が何か変わるわけではありません。
今まで通り着実にコツコツやっていかなくては!

今はまだ不安な気持ちもありますが、桜の花を眺めていると少しだけ穏やかな気分になれた気がしました。

そういえば今日から新学期。
今日の日付は4月1日です。

http://www.trinity-wine.jp/

被害者は誰なの…?

またまた久しぶりの更新となりました。
気がつけば季節は夏に突入、エアコンの部屋から出られない日々がやってきています。

そして、またしても食べ物絡みの大事件です。
(つい仕事柄気になってしまうんです)

大手ハンバーガーチェーンのM社の「期限切れチキンナゲット」問題です。
M社のナゲットを製造している中国の工場が、賞味期限の切れた商品を出荷していた事件で、出荷された商品の中にはカビが生えていたものまであったとか。
日本の国内の他の会社でも、同じ工場で作られたものがあったとかで、騒ぎは日本だけでなく世界中に拡大しているようです。

正直「また中国産か…」という諦めに似たような感覚を覚えると同時に、
「安かろう悪かろう」という言葉は
「安かろう危なかろう」
という意味に変わってきているような気がしてきます。

一方の納品された企業側は、商品の回収や返金などの対応に追われているようです。
件のM社は「当該業者への発注を止めて、他の業者から供給を受けている。返金などの対応はしない」と早々に決定しましたが、 率直に言ってM社の対応には疑問を感じます。

「わが社は劣化した商品を納品され、信頼を裏切られた。もうその業者とは取引していない。他の業者に替えたから心配ありません」

このような対応でお客さんは安心するのでしょうか?

納品された商品の衛生状態を把握していなかった事を棚上げし、「信頼を裏切られた」と言いきってしまう点も、「他の業者に替えたからもう安心」というのも、あまりに安易な対応に感じます。

別に「中国産だから危ない」というわけでは必ずしもないでしょうし、「他の業者だから安全だ」というのも根拠に乏しい話に思えます。

要は、M社では自社商品の品質管理が出来てないばかりか、それらを外注先に「マル投げ」し、事故が起こったとたん「我々は被害者である」と、立場を翻してその場から逃げ出そうとしているように感じるのです。

こんな会社が国内大手の外食チェーンの1つだなんて…。

つい最近のニュースでは、日本国内の食料自給率が39%程度であると発表されました。
2030年までに50%を目指すとしていた政府の目標も、絶望的だとか…。

(日本の食料自給率は食品のカロリーを基準に算出しているので、カロリー数の高い肉、魚などを輸入に頼っている現状では自給率アップは困難な道のりになるのは間違いありませんが…)

海外から調達した食品を、多くの人に安く販売する大手チェーンのようなやり方を全て否定するつもりはありませんが、自分たちの身近にある美味しいものに目を向けず、安いものだけを買い求める生活に疑問を持つ必要が出てきていると思います。
http://www.trinity-wine.jp/

美味しさと安全

またしても久しぶりの更新になってしまいました。(汗)

年末辺りから気になったニュースが2つありました。

1つは大手ホテルチェーン等による
「食品偽装表示問題」
そして
「冷凍食品農薬混入事件」
です。
どちらも食べ物に関わる事件なのでどうしても気になってしまいます。

前者は、伊勢エビや車エビ、和牛等の高級食材を別の安価な代用品を使って提供することで、利益幅を大きくしていたという問題ですが、国内の多くの施設で同様の問題が一斉に発覚したことで、食品・食材の偽装表示は「どこでもやっている」ような印象を持った人も多かったように感じます。

確かにそう頻繁に食べられないような高級食材の適正価格を知っている人のほうが少数ですし、実際に食べたものが美味しく感じられれば、偽装に気付かないほうが普通かも知れません。
だからといって表示したメニューと違うモノ(しかも安物)を提供するのは明らかに犯罪的な行為だと思います。

ニュース番組やワイドショーでは「日本人のブランド志向」に触れるモノもありましたが、確かにそういう面もあると思います。
「○○産○○」と仰々しく書かれたメニューを見て「食べてみたい!」と思ってしまうのも無理ないかもしれません


もう一方の「冷凍食品農薬混入事件」は国内産の冷凍食品を食べた人が体調不良を訴えて、捜査の結果、製造元の従業員が容疑者として逮捕されたという、実際に健康被害が出た悪質な事件で、国内生産の安全性を信じていた人達の多くが、不安な気持ちになったと思います。

「表示はウソかもしれないし、有毒物質まで混入してるかもしれないなんて」

最近、「和食」が「世界遺産」に認定されるという喜ばしいニュースがあったように、日本人は元来食べ物に対する意識が高く、「1つの食材を余すところなく使い切る」といったような感覚や技術を持っていることが世界に認められた矢先に、このような事件が相継いだのは本当に残念です。

昨今の飲食業界、外食産業では長すぎる就業時間や長時間の残業代の未払い問題など「ブラック業界化」が言われています。
大手ハンバーガーチェーンの「名ばかり店長」や、大手居酒屋チェーンの新入社員の過労死など、従業員の福利厚生などお構い無しの企業はもはや珍しくありません。

一方で、企業側もそこまでして経費削減をしないとお客さんが離れてしまい、経営を維持出来ないところまで、飲食業界は追い詰められているわけです。

「中国産より国産が安心だ」
「だからといって高いのは買いたくない・買わない」

「普通の国産牛よりブランド牛がイイ」
「高級店なのだから高級食材を使うのが当たり前」

私自身は、この2つの問題は「根っこ」の部分は実はとても近いところにある気がしています。

「職人や料理人の努力や技術よりも、食材のブランド力を優先する」
「安心・安全なものを食べたいけれど、高いなら買わない」

私自身も経験してきたことですが、飲食業の「長時間労働」や「低賃金」「低待遇」というのは業界の常識になっている感じがあります。
私の周りでもそれに対する不満を漏らす同僚・先輩は数多くいました。
「こんなの一生やるような仕事じゃない…!」と言って退職していった先輩もいました。
もちろん、その先輩が不真面目な社員だったということは全くありません。逆に「真面目なヤツのほうが続かないんだよ、この業界は…」と言われたこともあります。

問題の「根っこ」は飲食産業に従事する人たちが、本来得られる利益や賃金を正しく受け取っていない、ということだと思っています。

安い材料でも、料理人の努力や工夫で美味しい料理として提供出来るのに、メニューに「○○産○○」と書いてしまうほうが手っ取り早かったり、「安心・安全の国産」を守って頑張っても、外国産の値段と競争しなくてはいけないのであれば、作り手の努力や熱意はいつまでも報われません。

日本人は「美味しいものを食べる」または「ものを美味しく食べる」ことに長けた人たちですが、いつの間にか、そのための技術や努力を他人に預け、「価格」と「ブランド」を秤にかけて、品物を作った人たちが受け取るべき報酬を支払ってこなかったのではないか…?と感じます。

「お客さんが注文してくれないから」とか「勤務待遇に不満があるから」といって、偽装表示も農薬の混入も、決して許されることではありません。

しかしながら、「美味しさの表現」や「食の安全」というものに、もう少し「支払い」という投票行為が伴って良いのではないかと感じています。

多くの人が少しずつでも多く「投票」することで、飲食産業はもっと良い産業に成長できるんじゃないか、と思います。
http://www.trinity-wine.jp/

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